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火曜日に作った病人食のキチュリーがまだ残っていました。
酷かったお腹の具合も戻って来ており、ただ食べていないため体力がない感じ。
それで、ちょっと改造して普通の食事にしてみようかと。
キチュリーには基本的にターメリックと塩しか入っていないため、クミンとコリアンダーを大さじ2杯分程度加えます。
タマネギとニンニクを細かく刻み、別な鍋に油を温めてクミンシードと一緒にゆっくりと炒めます。切れ目を入れたカルダモンを3粒と、おろしショウガも加えます。
温めたキチュリーにそれらを加えてかき混ぜ、塩とレッドペパーを加えて味見。米が入っている筈ですが特に気になることもありません。
フリーザーからパラタを取り出してTawaで焼き、5日ぶりの普通の食事。美味しかったです。
食べていないと体力が戻って来ませんからね。様子を見ながら少しずつ普通の食事に戻して行かないと、いい加減仕事にも差し支えて来ていますのでね。
元気の源はまず食べることですから、胃腸の病気を喰らうとなかなか大変です。早く元気にならないと、ですね。
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熱を出して寝込みまして。
私は滅多に病気をしませんが、まぁこれでも生き物ですからね。何年に一度かの割合で風邪をひいたりもします。
ですから、またどこかで風邪をもらって来たかな?くらいに考えてはいたのですが。
ただ、症状がね。どうも微妙に意味不明なんですよね。
まず、熱はあるものの風邪にありがちな他の症状がまったくありません。それから、お腹を完全に壊しているにもかかわらず腹痛がまったくありません。胃がとにかく元気なのも意味が分かりません。
先週は生の貝類をよく頂いたのでノロを疑いもしましたが、それだと吐き気と腹痛もデフォルトでもれなくついて来る筈。第一、ノロならば食べた直後にいきなり来るでしょう。
まぁ、私は医者ではありませんから、妙な自己診断は大した意味を持ちませんのでね。原因が何であれ、私にとっては早く治ってくれればそれで良いだけのお話ですので、とにかく安静にしてやり過ごそうということで。
日曜と月曜はヨーグルトとポカリスエットを摂りながらほぼベッドで眠って過ごし、熱が下がった火曜にゴソゴソ起きてきて、何か食べるものをとキチュリーを用意してみました。
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前にキチュリーの記事を書いた時は、病人食ではなく楽しむための料理としてのお話でした。
ですが、今回は完全な病人食です。当然、余計な味付けなどはまったく施していません。
ムング豆が消化に良いものの切らしており、マスール豆で代用しました。
マスール豆をよく洗って10分ほど水に浸し、鍋にたっぷりの水を入れて一握りのターメリックを加え、柔らかくなるまで15分ほどボイルします。
普通なら、マスールを15分も煮ると柔らかすぎて食べられませんね。ですが、これはお粥です。まずは身体を思いやるところにポイントを置きます。
本来ならばここで米も一緒にボイルするところですが、バスマティ米も切らしていたためコンビニで買った白粥を投げ込むことに。
白粥は調理済みのものですから特に煮る必要はないと考え、豆がよく煮えた頃に鍋に加えました。
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再び鍋の中身が沸騰して来たところでおろしショウガと少量のレッドペパー、やや強めの塩を加えます。
味付けはたったこれだけ。他のスパイスは一切使いません。
もともとキチュリーと言えばこれであって、それはもともと病人食だったから。
日本のものも同じですが、病人食のお粥は何とも味気ないものですね。健康な時に食べようと思えば、その味気なさが憂鬱な気分を招きます。そのため、どうしても何だかんだと加えたくもなるものです。
ただ、今は寝込んでいる最中のことですから、美味い不味いは舌の上でのお話しと割り切って、あまり良い思い出のない病人食で我慢、我慢。
米のお粥は炭水化物だけですが、豆が入ることでタンパク質を摂ることが出来ます。ターメリックは肝機能を向上させ、ショウガは胃を保護すると同時に体を温めてくれます。レッドペパーはビタミンCが豊富で、発汗を促すため熱がある時は特に効果的ですね。
たったこれだけの簡単な食べ物にも、病人が食べるべき理由はたくさん詰まっています。インド4000年の知恵とか言うほど大げさなお話ではありませんが、現代人である私にとっても有用な知恵であることには違いありません。
ところで。
ジャポニカ米を使ったキチュリーを作ったのも食べたのもこれが初めてですが、意外とイケますね。日本の米は合わないかと勝手に思っていましたが、どうやらそうでもなさそうです。
写真のような白粥は賞味期間が長く保存が効きますので、ひとつふたつストックしておくのも良い気がします。ローソンでひとつ105円で買えますしね。
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元旦の朝は妻が作った東北地方の雑煮を頂きましたので、2日の朝は私のターンです。
夢に出てきましたので、朝5時ごろに起きて仕込みを始めました。
この雑煮は私の創作料理で、鴨のコンソメスープにインドのスパイスを加えたものです。
雑煮は家によって異なるものですから、私の解釈で私なりの雑煮があって良いでしょう。
元旦の夜にスープ取りだけは済ませておきましたが、そういえばフレンチで使うフォンなどの製品に、鴨のスープを凝縮したフォン・ド・カナールというものがありました。それを使えば良かったかな?と思いますが、今まで完全に忘れていましたね。
いつもは焼いた丸餅を3つほど入れますが、今回はピンクの海老餅を焼いたものも混ぜてみました。鴨のスープに海老餅の香りが引き立って、とても美味です。
餅の溶けた部分にスープが染み込んでね。鴨はとても良い味を出しますので、これは私のお気に入りです。
でも、ちょっと人参と大根が多かったかな? もう少しスープをたっぷりと入れた方が良かったような気がしますね。
明日の朝もこの雑煮を頂きます。
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スーパーで安かったとかで、妻が大玉のきれいなカリフラワーを買って来ました。
これ、インドでは安価で手に入りやすいため、頻繁にテーブルに登場する野菜なんですが。
日本では非常に高価で、小さなものが500円とか、もうアホかという感じでなかなか買えませんけれども。
困るのは街のインド料理店で、フレッシュを買っているとコストが合いません。
それで、安価なフローズンの輸入ものを使ったりするようですが、ところ変われば品も変わりますのでね。なかなか大変です。
という訳で、せっかくフレッシュなカリフラワーが手に入ったのだからと、アルゴビを大好きな私のために妻が腕をふるってくれました。
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日本人がカレーと認識しているインド料理は汁気のあるスープ状のものですが、これは汁気がありません。
これはサブジと呼ばれるマサラ料理で、水を使わず野菜の水分だけで蒸し煮するものです。
インドの家庭では、このような汁気のないサブジの方が食べる頻度は高いもの。ほぼ毎日必ず食卓に上ります。
むしろ、日本でインドカレーと呼ばれる種類の汁気のあるものを食べない日はわりとありますね。
鍋の底でスパイスを炒め、香りを油によく移してから材料を投入し、鍋に蓋を置いて焦がさないように蒸し煮するのですが、これがまた結構時間がかかるもの。
水を使わないため、わずかな蒸気を逃さないよう蓋のくぼみに水を入れて重石の代わりにしたり、丁寧な人だと小麦を練ったもので鍋と蓋の間を埋めたりもします。
私なんかはズボラなので、蒸し煮する代わりにボイルした材料をフライパンで合わせたりしますけれども、やっぱり手間と時間をかけて鍋で作った方が美味しい。このターメリックが金色に光る感じは、ちゃんと蓋を置いて蒸し煮にしないと出せません。
この日はパンを切らしていたのでライスで頂きましたが、やはり習慣の問題で、私はパンで頂く方が好きです。
また仕入れに行っておきます。はい。
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インドのカッテージチーズとして知られる「パニール」。
日本のインド料理レストランでは、ほうれん草を使ったパラクパニールがポピュラーですね。
牛乳を煮詰めたものをガーゼ状の袋に入れて吊るし、水分が抜けたところを更に重石で固めて作ります。
もっとも、家庭で作るのは本当に手間と時間がかかるもの。最近では既製品が普通に売られていますので、インドのお母さんは大助りです。
そのパニールをバターたっぷりのクリーミーで濃厚なマサラ料理に仕上げたのが、この「パニール・マカニィ」。もともとはムグライの高級料理でしたが、巷のインド料理店でも「バター入りパニールのカレー」といった表記でメニューに載っていたりもしますね。
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実はこれ、レトルト食品なんです。
インド最大のインスタント食品メーカーとして有名なMTR社の製品で、価格は380円くらい。
日本にも輸入されていますので、ラインナップの全てという訳にはいきませんが、かなりの種類が入手出来ます。
写真のものは日本への輸出仕様の製品ですが、パッケージがちゃんと日本語になっていますね。
このMTR社のレトルト食品は、日本のレトルトパウチ技術によって支えられています。
MTR社は1924年創業。発端は、バンガロールにオープンした小さなレストランでした。
やがてビジネスの拡大を図った創業者はアメリカに学び、レトルト食品の製造を始めました。が、当初の製品はパッケージングに様々な問題を抱えていたようです。
その後、世界一を誇る日本からの技術供与を受けた同社は、直ちに日本式のシステムを採用。パッケージの信頼性は大幅に向上し、現在は日本のメーカーが製造するレトルト食品と同等の安全性と保存性を確保しました。
こういうのは嬉しい話ですね。日本人でありインド人である私にとっては、日本の技術がインドの製品を変え、その製品が日本の食卓を豊かにするというリレーションはとても良いお話です。
ところで、上の写真にあるインドパン(パラタ)ですが、こちらもMTR社のフローズンフードです。食べる前にフライパンで焼くだけ。
ライスもパックのものを電子レンジで温めました。
私は何も料理していません(笑)。
