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インド料理店「パリワール」の経営者であるチョハンが居酒屋をオープンするということで、オープン当日に妻と出かけて来ました。
その前に。この春はまだ花見らしい花見をしていなかったので、お弁当を買って柴島浄水場へ。
そこで花見をしてからパリワールまで歩き、チャイを頂きながら時間を潰し、夕方5時のオープンに合わせて居酒屋の方へ移動しようかという段取りです。
もともとお祝いだけのつもりでしたので、まぁビールを1本抜いて少しつまみを頂いて帰ろうかと考えていたんですけれども。
パリワールへ行ってみると、ナオミさんがせっせとメニューを手作り中で、どう考えても5時には間に合いそうにない雰囲気。
居酒屋を任される店長の杉本さんが店に来られて、「とりあえずドリンクメニューだけ急いで」とか仰っておられましたけれども、大丈夫なのかなぁ?みたいな。
フードメニューもそうですが、前日まで工事が入っていたお陰でお料理の仕込みも間に合っていないとか。なんかバタバタとしたオープンになりそうな予感です。
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結局オープンは30分スライドして5時半ということで、私たちは持参したお祝いの鉢植えと、ひとつだけ完成したフードメニューを持って居酒屋へ。
肝心のお料理ですが、準備が出来ていないため「おまかせで一人2500円、ドリンク別」との説明を聞いて「はぁ?」。
お祝いがてらちょっと覗きに来ただけですし、お腹もそんなに空いていませんし、そもそも二人で5000円も食べる予定はないんですがね。
しかし、よく聞けばお刺身や陶板焼きなど杉本さんご自慢の美味しいお料理を頂けるとのこと。
そういうことならばと、私たちは飲み物を注文して料理を待ちました。
お付き出しはワカメと胡瓜、それにタマネギをあしらった酢の物。甘すぎず、酸っぱすぎず、とても上品な味わい。
それから、写真の「のれそれ」。
愛知県産のウナギの稚魚だそうで、これも新鮮でとても美味でした。なま物を決して口にしない妻が思わず箸を伸ばし、「美味しい」と言っては何度も口に運んでいたくらいですから。
これ、私は初めて食べました。まぁ、そんなに量は食べるものではないでしょうが、ちょっと出される分には美味しいですね。お酒の肴って感じがします。
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お刺身は鯛・はまち・貝柱・ホタルイカの4種盛り。どれも美味しいものでした。
私は普段、鯛の刺身や寿司を好みません。理由はゴムを噛んでいるような硬さです。
ですが、この鯛はよく脂が乗っていて、まるで寒ブリの真っ白な腹身を食べているかのように口の中でとろけます。
鯛の刺身がこんなに美味しいとは知りませんでした。これならもっと欲しいくらいです。
貝柱も艶やかで、ホタルイカは丁寧に処理されていてとても美味でした。
なま物が苦手な妻には新潟産の何とかいう深海魚の干物を出して頂き、そうこうしているうちにテーブルにはカセットコンロが準備されました。陶板焼きが来るようです。
お料理に関してはこだわりの逸品揃いですね。器や盛り付けにも品があります。
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右の写真は陶板焼き。
杉本さんのイチオシ料理で、このお店の看板料理だとか。
陶器の器に野菜や鶏肉などをあしらい、蓋をして蒸し焼きに。それらをポン酢・塩・ごまだれ・焼醤油などで頂きます。
特に塩が美味しかったですね。唐辛子や山椒などの薬味も用意して頂きましたが、殆ど使うことなく塩をビシバシと塗りたくって頂きました。
この塩も杉本さんご自慢の一品だそうです。
鶏肉は赤鶏の朝びきを使用し、レバーや砂肝なども丁寧に下ごしらえされていて臭みがなく味があります。
確かに上等のお料理が提供されますから、これで5000円ならば、私としては「まぁいいか」といった印象です。
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ただね。問題点は3つ。
表には鍋料理や陶板焼きなどのメニューが掲示されています。
それを見て入って来られたお客様が看板にあった料理を注文なさると、女性店員が「2500円の料理しか出来ません」と言い放つから押し問答に。
杉本さんがお刺身をお推めしてその場は収まりましたが、その人は1杯だけ飲んで怒って帰ってしまいました。
あのですね。ボッタクリバーじゃあるまいし、表と中で話が違ってちゃいかんでしょう。2500円の料理しか出来ないのであれば、ちゃんとそれを書いて表にも張り出しておかないと。
それから、お客様の注文を断るのであれば、「出来ません」じゃなくてまず「申し訳ございません」です。その言葉が最初に出なくてどうするんですか。
まずお詫びした上で「本日は都合により、そちらのメニューはご用意出来かねます」とご理解を求めた上で、「代わりに2500円でお料理をご用意させて頂けますが、如何でしょうか?」と問いかけるのが筋道であり、接客業の常識です。
更には、怒らせてしまったんですから、そのお客様がお帰りの際には「本日は誠に申し訳ありませんでした。来週からは通常のメニューをご提供させて頂きますので、是非またお越し下さい」くらいは言うかと思っていたら、それもありません。
要するに、オープン初日からお客様に来て頂いているのに、そのことに対する「嬉しい」という気持ちが全くないんですね。だからお客様をぞんざいに扱って平気でいられるんです。
お料理はとても美味しいものでしたが、接客は0点です。その辺を経営者のチョハンがどう教育するかが鍵ですが、あの日本人たちはどことなくインド人のチョハンを小馬鹿にしているような雰囲気も感じ取れますし、果たして聞く耳を持ちますかね?
とりあえず、接客があのままならば私はもう行きません。お料理が美味しいことに加えて値段が安く接客が気持ち良い店なんてのは、世の中には山ほどありますから。
