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先日の東京オフで、秋田から参加の友人からお土産にと稲庭うどんを頂きました。
荷物になるのにわざわざ持ってきて頂いて、ほんと感謝です。
私の妻も山形出身で同じ東北の生まれですから、この辺の素材についてはとてもよく知っていますのでね。
それで、さっそく二人で頂こうかということに。
ドライ麺ですが、ほんと美味しいですね、これ。私の妻も「うどん県の人には悪いけど、私は稲庭が最高だと思う」と言います。
うどん県とは讃岐地方がある香川県を指すネットスラングですが、確かに讃岐うどんも美味しいですけれど、これはまた方向性が違っていてとても美味です。
薬味に何を入れたらいいか頂いた本人に訊いてみたところ、ミョウガを入れるのが好きだと言いますね。それを妻に伝えたらちゃんと買って来ました(笑)。
いいものを頂きました。本当にありがとう。
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今年もまた、妻の実家からラ・フランスが送られて来ました。
この洋梨は、サクランボの「佐藤錦」や枝豆の「だだちゃ」と並ぶ、山形県の有名な名産品です。
最近では関西方面でも、ちょっと高級なスーパーあたりで見かけたりしますね。
毎年、季節になると、このラ・フランスや佐藤錦、だだちゃ豆やアンデスメロンなどを頂きます。
頂くばかりでは申し訳ないので私も何か送ろうと考えるのですが、どうも神戸や大阪はご両親が喜びそうな農産物が弱い。
で、南紀の梅干しを送っていますけれども、ちょっと値段に差がありすぎて申し訳ない気持ちで一杯です。
夏に送った泉州の水ナスはヒットだったそうですが、あれも年中ある訳ではありませんしね。
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このラ・フランスは、名前のとおりフランス原産です。
日本には1903年に輸入されたのが最初だそうですが、当初は食用ではなく受粉用だったとか。
本国のフランスでは気候が合わず、また収穫直後は実が固く酸味ばかりの不味い果物ということもあって、殆ど生産されていません。
世界で最も収穫高が多いのは日本で、中でも山形県が第一位。フランス産まれの山形育ち、ですね。
一般に果物はもぎたてが美味しいものですが、このラ・フランスに限っては収穫後2週間ほど常温で追熟させる必要があります。
山形県鶴岡市にある生産農家のサイトを読んでみましたが、このラ・フランスが日本に輸入されたばかりの頃、収穫した実を生産農家の人が食べてみて、あまりの不味さに驚いたそうです。こんなもの食えるかとばかり、その辺の道端に捨ててしまったとか。
ところが、何日か経ってその捨てられた実を拾って食べてみると、まるで別な果物であるかのように甘くなっていて、それで収穫後一定期間置いておく必要性に気付いた、と記されています。
なるほど、いわゆる普通の果物の常識が通用しなかった、という訳ですね。
このラ・フランスは、食べ頃になると舌触りがとてもなめらかで香りが良く、強い甘味を持つようになります。酸っぱいものが苦手な私は果物をほとんど口にしませんが、これは大好きです。
早く食べたいのは山々ですが、食べ頃までまだ随分と日にちがありますね。お預けを喰らった犬になったような気分です(笑)。
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山形県出身の妻が、庄内風の芋煮を作ってくれました。
芋煮と言えば、毎年秋になると巨大な鍋で大量の芋煮を作る、山形市の芋煮会が有名ですね。
ですが、日本海側出身の妻が作る芋煮は庄内風。
牛肉を醤油味に甘辛く煮た内陸風とは違い、豚肉と味噌を使ったものです。
豚汁とどう違うのかといったツッコミは置いといて、ホクホクのサトイモ、ゴボウ、ネギなどがたっぷり入っていて、とても温まります。
サトイモはインドでもよく使われる食材で、私は大好きです。インドでは「アルビ」と呼ばれ、日本のものとは多少品種が異なりますけれども、あのねっとりとしたホクホク感がたまりません。
話は変わりますが、県の中央を山が分断する山形では、日本海側と内陸側では大きく文化が異なるのだとか。
言葉もかなり違うらしく、内陸の言葉が分からないと妻は話します。むしろ、平野部で横に繋がっている秋田や新潟の方が、言葉が分かりやすいとか。面白いですね。
内陸側は米沢牛に代表されるように牛肉の産地ですが、日本海側は「ひらぼく」の呼び名で親しまれている平田牧場など、庄内豚の産地として有名です。また、江戸時代から船で京都と交流していたという背景もあり、庄内地方は東北では珍しく関西の文化が浸透していると聞きます。
インドのような多民族多言語の連邦国家ならともかくですが、日本は小さな島国なのに、それでも地方によって言葉や文化が大きく異なる。そのことを知った時、私は非常に不思議な気分になりました。しかし、最近になってその理由が分かってきました。
日本は山が多く、山があれば当然に川もありますから、それらによって人々の居住地が分断されます。交通手段が徒歩だった頃には、庶民レベルでの交流が難しい地域も少なくなかったでしょう。そのため、各地で独特の文化が発展して来たのではないかと。
よく「狭い日本」と言われますが、なかなかどうして。言葉も文化も多種多様で面白い国と思いますよ、私は。
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妻の実家から「だだちゃ豆」を頂きました。
この豆は山形県鶴岡市の名産品で、毛羽立った外観と独特の風味が特徴の、とても美味しい枝豆です。
「だだちゃ」とは、庄内地方の言葉で「お父さん」という意味。収穫される時期は8月下旬と、枝豆にしてはかなり遅いものです。
採れる地域が極めて限定的なため、地元でもなかなか入手しづらいものらしいですね。
何でもこの豆は土に非常に厳しいらしく、同じ苗を植えても、土が変わると別な豆になってしまうと聞きます。そのため、産地で収穫される豆は県外へ出荷するほどの量を確保することが出来ないそうです。
最近ではブランド化しているようですが、首都圏などに出荷されている、あるいは通販サイトで売られているものは、同じ品種を別な場所で栽培して大量に収穫した、味も風味もまったく異なる別モノなのだとか。
確かに品種が同じであれば、「だだちゃ豆」の名前で売っても詐称にはなりませんよね。コシヒカリをどこで作ろうが、コシヒカリはコシヒカリですものね。農作物というものは、ほんと難しいものです。
毎年収穫の時期になると、お義父さんが朝早くから鶴岡の農家を訪れて分けてもらっているとか。それを送って下さるので、私としては感謝することしきりです。
飲みすぎ注意報(笑)。
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箕面山の名物と言えば、滝と野性の猿と紅葉の天ぷら。
阪急箕面駅から滝へ向かって歩く山道、通称「滝道」の上り際のあたりには、この紅葉の天ぷらを揚げて売る店がいくつも並んでいます。
土産物屋の端で揚げている店もあれば、この天ぷら専門の店も。
滝を見に登る途中で小さいものを買い求め、ポリポリとかじりながら歩く道はおよそ2.8キロ。道連れのおやつには最適です。
お値段は最も小さな袋入りで200~400円(店によって違います)程度。
夏には天然鮎を炭火で塩焼きにしたものや、秋には焼き栗なども売られていて私はとても楽しみなんですけれども、この紅葉の天ぷらは季節に関係なく年中ありますので、気が向いた時にはいつでも楽しめるのがいいですね。
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この紅葉の天ぷらは、今から1300年ほど昔、箕面山のもみじの美しさに感動した行者が天ぷらにして食べたのが始まりだと言われています。
箕面山にはいくつかの古い寺があり、確かに歴史はハンパなく古いので、まぁ地味ですけれども色々なお話も残っていますね。
滝道を登ると瀧安寺というお寺がありまして、そこにも「行者蕎麦」というものがありますので、大昔から行者さんの行き来は盛んだったようです。
この天ぷらに使われる紅葉はその辺の葉っぱを適当に摘んだものではなくて、れっきとした食用の品種です。
収穫後きれいに水洗いされて1年の間塩漬けにされ、丁寧に塩抜きされてから衣をつけて天ぷらに。
衣にはゴマや砂糖が入っていて、香ばしい香りとほのかな甘味があります。写真では分かりづらいかも知れませんが、ちゃんと紅葉の葉っぱの形をしているんですよ。
最近はTV番組などでも紹介されているようで(秘密のケンミンSHOWは嘘っぱちでしたけれども)、遠くから観光に来られた方がお土産に買って帰りたいと仰るため、お土産用の化粧箱を用意しているお店も増えたとか。
まぁ、私はこれをお土産にしたいとは思いませんけれども(笑)。家に持ち帰ってまで食べるものではないような。
