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1月10日は、毎年恒例の十日戎。
「えべっさん」の呼び名で親しまれているこのお祭りは、10日が「本戎」とも呼ばれ、毎年多くの参拝客で賑わいます。
私も商売人の端くれですので、今年もお参りしてお札を頂いて来ました。
お正月に参拝する服部天神宮本殿の左側に、「えべっさん」こと恵比寿神が祀られています。
この日の主役はこちらの神様ですので、皆さん長い列を作って並んでおられますね。私もその列に加わり、お賽銭を入れてガラガラと。
今年の商売繁盛をしっかりお願いしました。
えべっさんと言えば、この「たたき板」。
恵比寿神は人の願いを聞くのが苦手だそうで。それで木を叩いて合図するのだとか。
正面からお参りした後で、更に裏へ回って木製のハンマーでガンガンと板を叩き、「えべっさん、たのんまっせ!」と念押しします。
福笹、くまで、サラエなどのえべっさんグッズは、お札と並んでどのお店に入っても必ず見かけるくらいポピュラーなもの。
商売人の皆さんの「えべっさん」信仰は、とても厚いようですね。
今年も大勢の参拝客が買い求めておられ、福娘さんたちも忙しそうです。
この服部天神宮へはお正月にもお参りに行きますが、境内の賑やかさは「えべっさん」の日の方が遥かに上回っていますね。
西宮神社や今宮戎とは神社の規模が違いますが、それでも大変な賑わいです。
夜になれば、更に多くの参拝客が詰めかけることでしょう。
参拝を終えて、とりあえず屋台を眺めて回ります。
お正月よりは多くの屋台が出ていますが、あまり代わり映えしませんけれども。
ですが、以前何度か買ったことがあるお好み焼きの屋台が空いていたので、久しぶりにちょっと立ち止まってみました。
お好み焼きをひとつ所望。200円です。何でもひとつ500円というのが最近の屋台の相場ですが、こちらは安いですね。
豚肉はひと切れですが、卵は1枚に1個使われていて味もGood。ソースの香りがいい。
気さくなオバチャンが「美味しいやろ?」と言って笑います。ええ、美味しいです。
今年の十日戎は日曜と重なったため、昼間ながら子供さんの姿も多く見かけます。
綿菓子を握り締めてヴォルテージが上がっている子供とか(笑)。私もこうだったなぁと、思わず子供の頃を思い出したりして。
今年は正月だけではなく、もっとこまめにお参りしたいですね。また来ます。
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生田神社の本殿で参拝を済ませた後は、お待ちかねの屋台(笑)。
もうね。子供の頃から、神社のお正月と言えばこれが一番の楽しみでして(笑)。
いつも初詣に行く服部天神宮は屋台が面白くないので、今年もスルーして帰って来ましたけれども。
何がつまらないって、屋台の数が少ないのもありますが、何より大阪には私が慣れ親しんだメニューがありません。だからつまらない。
やっぱり神戸っ子は神戸でなければ楽しめません。ということで、お目当ての屋台を目がけて一直線に向かいました。
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まず最初はこれ(笑)。ドネルケバブです。
ドネルケバブは、簡単に言えばトルコのローストチキン。
と言うか、本国ではマトンかチキンですが、日本人はマトンをあまり好まないようで、チキンがポピュラーですね。
神戸ではもう何十年も前から普通にありますが、最近は日本の他の地域でも見かけるようになりました。
右の写真[2]にあるような器具を使って遠火で焼いたものを、外側から削るように切り取ります。
ピタと呼ばれる全粒粉のパンを半分に切り、中の空洞部分にキャベツとチキンをたっぷりと詰めて、ソースもたっぷりと(写真[3])。これを真ん中から豪快に噛み付い頬張ります。
あー幸せだー(笑)。
ケバブという言葉はアラビア語を語源に持ち、おおむね「焼く」という意味で近隣各国に浸透しています。インドのカバブも語源は同じで、このような「肉を焼いた料理」はもともとイスラム文化だったようです。
まぁ、インドは古代よりずっと揚げる文化でしたからね。イスラム圏からタンドールが伝わったお陰で焼きものがあるのであって。
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次のお楽しみはこれ(笑)。つぼやき。
普通「つぼやき」と言えばサザエを思い浮かべるでしょうが、神戸のつぼやきは昔からコレです。
種類不明の大きな巻き貝に小さく切った大貝を入れて、貝のスープで満たします。そのまま火にかけて、程よく煮えたところへ菊菜(春菊)をあしらって完成(左の写真[2])。
七味唐辛子を加えてね。美味しい貝のスープを味わいながら、体も温まりますね。
これだけは本当に神戸でなければ味わえないものですから、私は生田神社にこれだけのために来ていると言っても過言ではありません。神様ごめんなさい。
あー幸せだー(笑)。
妻はここの屋台で毎年たい焼きを買っており、この日もお目当てのお店でゲットして上機嫌。皮の厚さ薄さや餡の味に違いがあるようで、いくつもある屋台の中でも決まったお店でしか買わないようです。
そう言われてみれば、ベビーカステラなんかも人が並んでいる屋台とお客様を見かけない屋台がありますね。商標権の心配をしなければならないような猫型ロボットの形のものとか、子供さんが喜びそうなものですが。
とりあえず要求が満たされた後は、日が暮れるまで二人でブラブラと。神戸らしくたこ焼きを出汁につけて食べるお店などもありますが、値段が分からないので怖くて入れないとか、まぁいろいろと。
お天気も良く、お陰さまで結構楽しめました。あー幸せだー(笑)
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阪急岡町駅から東へ向かう道。
原田神社の北側から豊中市役所に向かってアーケードの商店街があります。
私たちは通常「岡町商店街」と呼んでいますが、どうも途中から「桜塚商店街」に名前が変わるらしいのですけれども、その辺の事情はよく分かりません。
その商店街で、毎年7月のどこかの週末に、盛大な夜店大会のイベントがあります。
今年は7月の25日と26日に行われ、私は妻と共に、25日にちょっと覗いて来ました。
こちらの夜店はいわゆるテキ屋さんが出店するのではなく、商店街でお店を営む方々が模擬店を出店する形式。どのような役割分担なのかは知りませんが、普段お店に顔を出されないご家族の方々やお子様たちも、張り切って模擬店で働いておられるようです。
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模擬店の屋台はアーケードの東側半分に出店され、毎年ものすごい賑わいを見せます。
商店街にある信用金庫の職員さんたちも、この日はチケット売り場で休日出勤。
お金を扱うところにお金の専門家がおられるのも、商店街全体でやってるイベントなんだなぁ、という感じがします。
屋台は焼き鳥、とうもろこし、焼きいか、カキ氷、綿菓子などの食べ物から、金魚すくいやヨーヨー釣り、輪投げなどの娯楽など。
毎年代わり映えはしませんし、神社の縁日に比べればお店の数は少ないものの、まぁ商店街としては頑張ってるな、という印象ですね。
本当に、毎年歩くのもままならないほどの人出を見ます。妻はいつも「この人出が毎日買い物に来れば、この商店街ももっと賑わうのにね」と実もフタもない感想を漏らしますが、確かにどこからこれだけの人が出て来るのか、ちょっと不思議な気もします。
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という訳で、私もフランクフルトをかじりながらビールを1杯。
商店街に面した原田神社の境内も人で溢れていて、子供たちが大はしゃぎでとても楽しそう。
散歩がてらに犬を連れて来られる方も多く、普段とは違った賑やかな光景に、犬たちも目をキラキラと輝かせています。
1杯目を飲み干した後で、今度は焼き鳥の長い行列に並びました。
10分ほどかかって4本ゲットし、妻と2本ずつ食べながら2杯めのビールを。どこで飲んでも同じようなものですが、やっぱり屋台というのはいいですねぇ。(笑)
そんなこんなで、妻と共にスーパーで買ったアイスクリームを食べながら帰りました。こういう夏の風物詩は、時代がどんなに変わっても失って欲しくないものです。
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箕面山の名物と言えば、滝と野性の猿と紅葉の天ぷら。
阪急箕面駅から滝へ向かって歩く山道、通称「滝道」の上り際のあたりには、この紅葉の天ぷらを揚げて売る店がいくつも並んでいます。
土産物屋の端で揚げている店もあれば、この天ぷら専門の店も。
滝を見に登る途中で小さいものを買い求め、ポリポリとかじりながら歩く道はおよそ2.8キロ。道連れのおやつには最適です。
お値段は最も小さな袋入りで200~400円(店によって違います)程度。
夏には天然鮎を炭火で塩焼きにしたものや、秋には焼き栗なども売られていて私はとても楽しみなんですけれども、この紅葉の天ぷらは季節に関係なく年中ありますので、気が向いた時にはいつでも楽しめるのがいいですね。
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この紅葉の天ぷらは、今から1300年ほど昔、箕面山のもみじの美しさに感動した行者が天ぷらにして食べたのが始まりだと言われています。
箕面山にはいくつかの古い寺があり、確かに歴史はハンパなく古いので、まぁ地味ですけれども色々なお話も残っていますね。
滝道を登ると瀧安寺というお寺がありまして、そこにも「行者蕎麦」というものがありますので、大昔から行者さんの行き来は盛んだったようです。
この天ぷらに使われる紅葉はその辺の葉っぱを適当に摘んだものではなくて、れっきとした食用の品種です。
収穫後きれいに水洗いされて1年の間塩漬けにされ、丁寧に塩抜きされてから衣をつけて天ぷらに。
衣にはゴマや砂糖が入っていて、香ばしい香りとほのかな甘味があります。写真では分かりづらいかも知れませんが、ちゃんと紅葉の葉っぱの形をしているんですよ。
最近はTV番組などでも紹介されているようで(秘密のケンミンSHOWは嘘っぱちでしたけれども)、遠くから観光に来られた方がお土産に買って帰りたいと仰るため、お土産用の化粧箱を用意しているお店も増えたとか。
まぁ、私はこれをお土産にしたいとは思いませんけれども(笑)。家に持ち帰ってまで食べるものではないような。
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1月10日の「十日戎」。
関西方面では「えべっさん」の名で親しまれているお祭りです。
この日は商売人にとって大切な日。
七福神の一人であり、商売の神様として知られる「えびす神」にお参りするため、多くの商売人たちが押し寄せます。
もちろん私も商売人の端くれですので、今年の商売繁盛を祈願しに行って来ました。
それにしても凄い人出ですね。元日の混雑も大概ですが、えべっさんの日は更に輪をかけて沢山の人たちで境内が埋まります。
この神社の境内には、足の神様として知られる「服部天神宮」と、商売の神様である「豊中恵比寿」が同居しています。我が家でも正月は天満宮の方にお参りし、十日戎にはえべっさんにお参りするという習慣が、もう何年も続いています。
TVニュースなどでご存知の方もおられると思いますが、毎年1月10日に「一番福」争奪戦が行われる「西宮神社」(兵庫県西宮市)は、この「えびす様」を祀る総本社です。
午前6時に正門が開かれると、本殿を目指して多数の参加者達が猛レースを繰り広げ、1着を目指して激走。勝者には「一番福」の称号が与えられるということで、全国から参加者が集まって来るとか。
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私は走りませんが(笑)、ここでえべっさんにお参りした後で、また新しいお札を頂いて帰ります。
福笹と呼ばれる笹の葉や、サラエと呼ばれる竹を編んだザルのようなもの、竹製の熊手などを買って帰る人たちは多いもの。
何らかのお店に入ると、どこでも必ずそれらの「えべっさんグッズ」を見かけます。「えべっさん」は本当に浸透していますね。
他の地域のことを私は知りませんが、関西以外ではどうなんでしょうか?
Wikipediaによると、この「えびす神」を祀る主な神社は圧倒的に大阪府が多く、本社の西宮はともかくとして他では島根県と栃木県、それに東京都渋谷区に1社ずつのようですね。渋谷には「恵比寿駅」があるくらいですから、もしかしたら十日戎もあるのかな?
「そらぁ 商売繁盛 笹持って来い そらぁ」
「そらぁ どんな福でも 差し上げる そらあ」
「そらぁ 福や 福や 福や 福 そらぁ」
お囃子に乗って元気な掛け声が境内に鳴り響き、でもそれはエンドレステープに録音されたものという寂しさもあったりして(笑)、ちょっと盛り上がるまでは行かないようなんですが。
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屋台も沢山出ていますが、今年は例年より少ない印象でした。
何かこう、いつでも似たような屋台ばかりで、あまり新鮮な魅力がありませんね。
私はいつも見て通るだけなのですが、どうも年々寂しくなって行くような気がします。
不景気で売れないんでしょうかね。屋台の食べ物は値段が高いですからね。
それでも昔はお祭りの時にしか食べられないようなものがあって、それなりに楽しみでした。べっこう飴の職人さんなんか、見ているだけで楽しかったものですが、最近は全く見かけませんね。
「フライドチキン」「コロッケ」「お好み焼き」「たません」・・・別にお祭りで食べなくても良いようなものです。たい焼きやベビーカステラなども、今ではいつでも買えます。関西に住んでいて「たこやき」をわざわざお祭りで買うことに意味はありません。
そうなると、縁日が本当につまらなくなって来ます。
そんな訳で、今年も何も買い食いせずに帰って来ました。お正月の生田神社は楽しいんですがねぇ。
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1月3日。妙光院で猫たちのお札を頂いた私たちは、南京町のサンセールで食事した後で、今度は自分たちのお参りにと生田神社へ向かいました。
この生田神社は、女優の藤原紀香さんと芸人の陣内智則さんの結婚式の舞台となったことで有名ですね。
95年の阪神大震災で本殿がぺしゃんこになりましたが、地元企業や商店主の方々をはじめ多くの市民たちの寄附によって再建されました。
再建の記念碑や寄贈者の名前が書かれた提灯のようなものを眺めていると、地元出身の女優である浅野ゆう子さんや、元歌手で現在は女優の網浜直子さんのお名前も見られますね。
決して広いとは言えない参道は歩行者天国になっていますが、それでも溢れんばかりの人出。生田神社は地元の神戸っ子たちから愛されています。
お正月の神社と言えば、参道一杯に所狭しと並ぶ縁日の屋台が楽しみですね。ええ、私も子供の頃から縁日は大好きです。
各地の縁日で定番と言えば、たい焼き・たこ焼き・イカ焼き・焼きそば・ベビーカステラ・どんぐり飴・綿菓子・りんご飴・射的・焼きトウモロコシなどでしょうか。
一方、最近になって神戸の縁日限定と分かったものもいくつかあって、例えばトルコのドネルケバブ・アフガンの方のシシカバブ・出汁付きのたこ焼き(明石焼きではありません)、明石蛸の唐揚げなどでしょうか。
同じ名称でも地域によって違うものがありますね。イカ焼きと言えば醤油ベースのタレでイカを姿焼きにしたものが普通だと思っていましたが、大阪の屋台ではゲソを加えた卵焼きだったりします。これは多分大阪限定ではないかと。
つぼやきと言えば、どなたもサザエに醤油を垂らして焼いたものを思い浮かべるようですね。ですが、神戸では違うんです。
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神戸の「つぼやき」はこれ。
大貝の切り身を何だか分からない巻き貝の貝殻で煮て、菊菜をあしらったもの。好みにより七味唐辛子を加えて頂きます。
もちろんサザエのつぼやきもありますが、それはちゃんと「サザエの」つぼやきと表示して区別します。
そう言えば、大阪では「イカの姿焼き」と表示して区別していますね。狭い日本ですが、それでも地域によってこのような違いがあるのは面白いことです。
これ、貝殻を網に載せて炭火で焼きますので、なかなか冷めないんです。
だから、スープを頂く時には下の升(ゴトク代わりに貝殻を升に置きます)を持って、そっと貝殻に口を付けるんですけれども。知らずに素手で貝殻を持ったら、それこそ大変なことになります。
貝のスープは美味しいですね。私はアサリや蛤のスープも大好きです。
この「大貝のつぼやき」は神戸でしか食べることが出来ないため、懐かしさもあって正月の生田神社参りの目玉になっています。
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貝の肉は、こんな感じ。
肉質はなめらかで締まっており、しかも柔らかい。
大貝と呼ばれていますが、その正体はアサリの一種のバカ貝 – つまり「アオヤギ」です。茹でて辛子酢味噌で食べたりもしますね。
牡蠣や蛤など二枚貝は総じてブヨブヨしていますが、大貝も二枚貝であるものの、しっかりと貝の肉を食べている感じがあります。
アサリの一種であるからこその良い出汁が出るのでしょうか。とにかく私はこの「つぼやき」のスープがとても好きです。
昔は三宮にもつぼやきの店がありまして、食べ進むと店のお婆さんが「はいはい、菊菜入れましょうね」「はいはい、貝入れましょうね」と言いながら、貝殻の中にそれらをトングでつまんで追加してくれたりもして、そのうちお出汁まで追加してくれて二人前食べたような気分になって(笑
最近は三宮付近で見かけなくなりましたが、もっと西の長田の方にはまだつぼやきの店があるそうです。とは言っても、ちょっと長田までは行けないなぁ。
年に一度の生田神社での楽しみ、ということにしておきます。
