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JR加島にお客様があり、自転車で向かう予定があいにくの雨。
仕方なく電車とバスで行くことになり、その帰りに十三で何か食べようと考えましたが。
先日初めて行ったメキシコ料理のタコ・エル・ノパルが最初に頭に浮かびす。が、時刻は14時を過ぎていますね。
あまり遅い時間にお邪魔するのもね。私の場合、黙って食べて黙って帰るような性格ではありませんのでね。
他に適当なお店も思い当たりませんので、帰ってから何か食べようということで。
改札を抜けて宝塚線のホームを歩いていると、豚まんを食べている学生たちの群れを見かけました。
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あの独特の香りが辺りに漂っています。しかも私は空腹です。
これ、抗える人がいますか?
私の足はそのまま普通にお店に向かい、私の口は普通に二つ入りの豚まんを注文していました。
「すぐにお召し上がりですか?」と訊かれたので「はい」と答えると、出来たてを入れてくれるんですね。
箱を開けると、湯気が立つ本当に出来たての豚まんが二つ。さっそく手に取って二つに割ってみると、中はまだアツアツです。
カバンのポケットから飲みかけのお茶を取り出し、ベンチにかけて頂きました。本当に美味しいですね、これは。
私はよほど美味しそうに食べていたのでしょうか、少し離れたところからオバサンが二人、何か話しながらこちらを見ていました。それで、その二人はそのまま蓬莱の売店の方へ向かって行きます。
この日も蓬莱は繁盛しているようでした。
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先日受注したサーバーの入替えで、また住之江区北島のクライアント先へ。
作業は特にこれといった問題もなく、予定通りの時刻に終了。
住之江公園駅まで歩いて帰る途中、いつも立ち寄る北島飯店を覗いてみました。
先日立ち寄った時、グルメサイトにクーポンを発行して頂きましたのでね。
割とこのお店のページをご覧になっておられる方もおられるので、お客様の反響があったかどうか、そういうことが気になるのも正直なところです。
帰ったら妻が食事を用意してくれている筈なので、この日は軽く食べて帰ろうということで。お店のドアを開ける前から、先日サービスでご馳走になった豚まんを頂こうと決めていました。
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こちらのご主人、以前はこの豚まん専門のお店も出しておられたとか。
かなり自信をお持ちのようですが、お味の方も期待を裏切らないものです。
私は神戸の生まれですので、子供の頃から香港料理店や台湾料理店で、かなりクォリティの高い点心を食べて育ちました。
ですから、そういう意味では舌は肥えているのではないかと自分では思っていますけれども、こちらの豚まんはそういうお店のものに比べても遜色ないように感じます。
まぁ、下町の中華料理店ですから、電子レンジで温めて出て来るのは仕方ありませんのでね。そういうところは割り引いて考えてはいますけれども。
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私が豚まんを頂いていると、キッチンでご主人が何かを炒め始める音が聞こえます。
他にもうお一人お客様がおられたので、何か注文なさったのだろうと思いながら聞いていたのですが。
程なく、私の前にスープが運ばれて来ました。「今日は寒いから、スープで温まって」とご主人。
スープにはエビ、ニンジン、タケノコ、ネギ、豚肉、それに春雨がタップリ。メニューにはない品物ですが、どう見ても立派な一品料理でサービスの域を超えていますね。いつもいつも恐縮です。
スープはもう一人のお客様のところにも運ばれて、更にはご主人も召し上がっておられましたけれども、何だか家でくつろいでいるような気分でね。本当にアットホームなお店です。
お陰でお腹もいっぱいになり、とても温まりました。感謝することしきりです。ごちそうさまでした。
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北島のクライアント様を訪問した帰り、ちょっと用もあって北島飯店へ。
用というのは他でもない、昨年から始めたグルメサイトの件なのですが。
そのクライアント様の仕事が長引きそうに思えたので、訪問前に西梅田のマクドナルドでQPセットを食べてしまいました。
そうしたら大して時間がかからなかったため、それほど空腹でもない状態でして。胃の中でまだフレンチフライが居座っているようで。
だからと言って何も取らない訳にもいきませんから、とりあえずいつもの中華ランチは断念して、普段はあまり食べないラーメンを頂くことにしました。
私はラーメンがかなり苦手なのですが、中華料理店のラーメンならスープの透明度も高いでしょうし、ケダモノ臭さや醤油の味が強いこともないでしょう。私にも食べられると踏みました。
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こちらのご主人、いつも何やらサービスで小さな一品を出して下さるのですが、この日もまた小皿を頂きました。
右はもやしの和え物、左は干した大根と肉を炒めたものだそうです。
大根を1本まるごと干して、しんなりしたところで切って炒めるのだとか。
あまりラーメンが好きではない私にとって、こういうのが少しあるとありがたいです。まぁ、ご主人はそんなことご存知ないでしょうが。
前回はニガウリを酢の物のようにしたものを頂きました。その前は鹿の肉を頂いたように思います。
メニューにあるもの以外にも、何かの材料を探しては手の空いた時に料理しておられますね。ほんと、プロの料理人さんって感じです。
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隅っこのテーブルで、従業員の方と何かしておられるので尋ねてみました。
無農薬の有機米を使っているため、虫食いの米を選別しておられるそうです。
農薬を使わないから虫が食うので、その粒は欠けて色が変わったりするのだとか。
そういう米をお客様に出す訳にはいかないと、手作業で時間をかけて弾くのだそうです。「そんなものは無視したまえ」とはいかないようで。
「お客様にはご近所様が多いですか?」と尋ねたら「そうでもないよ」と仰います。わざわざ遠くから車で来られる方も少なくないそうで、「仕事をちゃんと見てくれるお客さんが来てくれるから」と笑顔を見せます。
こういう陰の仕事をきっちりとしておられるからこそ、胸を張って言える台詞ですね。
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食べ終わって雑談していると、ご主人が手を止めて「うちの豚まん食べたことないでしょ?」と仰います。
私が答える前にご主人の姿はもうキッチンに。「手作りだから美味しいよ」とか言いながら温めて下さり、その豚まんは私のテーブルに。
以前はこの豚まんを売りにしておられた時期もあったとか。
愛媛県松山市のご出身で、中国人のお店で中華料理を修行し、大阪に来られて現在の場所でご自分のお店を出されたのがまだ20代半ばだったそうです。
頂いてみると、確かに大陸式の包子(バオズ)ですね。強く締まった質感のあるフィリングと、程よく空気が入ってふんわり感がある皮のマッチングがとてもいい。
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味付けも、その辺で売られている日本式の「肉まん」とは一線を画します。
ややこしい味付けを極力控え、豚肉と野菜と小麦粉の味を引き出すごく少量の塩と醤油とスパイスが上品ですね。
3個450円ですから、これなら無理してラーメンを食べなくても豚まんを頂いておけば良かったかな、みたいな。
いえ、こちらのラーメンが不味いとか言うのではなくて、私がラーメンを好きではないという話でして。
次からは、いつもの中華ランチをやめてでもこの豚まんを食べたい気がしています。口から入る量には限界がありますのでね。でも中華ランチの方がお店は儲かるかな?(笑)。
グルメサイトの件はご主人がOKを出して下さり、クーポンでセットメニューと定食を100円割引して下さるとのこと。ページを印刷してお持ちになるか携帯でページを表示すれば、割引が適用されます。ありがたい限りです。
年に1度か2度くらいしか足を運べませんが、今度はお茶でも頂きながら豚まんをお腹いっぱい食べてみようかなぁ。
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陽が落ちて、夕暮れ時の南京町。
相変わらず、多くの人で賑わっていますね。
ポートピアの前年までは、このような豪華な門もなければ人通りもなく、普通の人はうかつに立ち入れないような怖い場所だった筈ですが。
あっちで喧嘩だのこっちで人が刺されただの放火で家が燃えただの、物騒な事件が毎日のように起きる有名なデスアリー(治安が悪い裏通り)だったものですが、時代は変わるもので。
もっとも、最近は観光客の巣窟になっていて、また違った意味でのデスアリーとなっているようですが。
ともあれ、南京町に来たからにはここに寄らなければいけません。台湾屋台料理の攤販街です。
どのお店も屋台を並べて観光客の奪い合いをしている南京町ですが、こちらはその屋台を出すことなく、正当派の料理店として頑張っておられますね。
他の屋台ではウェイパーをお湯で溶かしたスープに1/3玉の麺を入れて、春雨を乗せた「フカヒレラーメン」とやらに行列が出来るようですが、こちらはちゃんとした仕込みでちゃんとした料理を提供しています。
それでも多くの方々はインスタント調味料+フェイクのフカヒレの方がお好きなようですね。しかも、本物のフカヒレを使った料理に「値段が高すぎる」とクレームが付くそうで。
私のお目当てはもちろんコレ。刈包(クアパオ)です。ひとつ230円です。
よく煮込まれたトロトロの豚肉に、スターアニスが香りますね。蒸したてフカフカの生地に包まれて、本当に美味しいです。
包み紙に描かれたレトロな絵が意味不明ですが(笑)。
この日は他に寄るお店がありましたので、刈包1個で我慢。本来ならば大根餅などの点心を美味しいお茶で頂きたいものですが、またの機会にということで
何しろ胃袋はひとつしかありませんからね。牛になりたい気分ですよ、まったく。
南京町では、何故かこういう「ちゃんとした」お店が苦戦しているようです。どうしても安い屋台に人が流れるようですので。
それはそれで仕方ないのでしょうが、困るのはその屋台で買い求めたものを手に持って、食べながらお店に入って来られる方々だとか。
お店に入ってきて席に座って、注文を断って屋台で買ったものを召し上がるそうです。そして、お店の人が断ったら、憤慨して怒鳴り散らして椅子を蹴っ飛ばして出て行かれるそうで。
どういうおつもりかは存じませんが、そういう方々が毎日わんさか押し寄せるあたり、昔と違った意味でのデスアリーですね。無法地帯に変わりないということで。
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JR元町駅と神戸駅の間を通る元町通商店街。
結構長い商店街ですが、その中ほどの南側に、豚まんの老舗「老祥紀」はあります。
南京町にある「老祥記」と読みは同じですが、最後の「き」の字が違いますね。
以前は同じ通りの北側にありましたが、今の場所に移転してお店も綺麗になりました。
こちらのお店は1915年、神戸在住の台湾人によって創業されました。あと数年で創業100周年を迎えることになりますね。驚きです。
南京町のお店とはご親戚だったそうですが、今となってはもう詳しいことをご存知の方はいらっしゃらないとか。まぁ、別の店だと思っておいた方が良さそうです。
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豚まんは1個80円。店内での飲食は3個からオーダー出来ます。
味付けはやや薄めで、もちろんそのままでも構いませんし、好みにより醤油や酢醤油、カラシなどを付けて戴くのも悪くありません。
そのスタイルは全くの中国式で、今の台湾よりはむしろ本土の味だそうです。
確かに台湾政府の樹立は1949年ですから、このお店の創業当時はまだ本当の意味での「ひとつの中国」でした。
ということは、台湾人による創業とは言え、まんま中国本土の味だったとしても何の不思議もありませんね。
よく比較されるのは南京町のお店ですが、そちらは場所柄もあって観光客に人気で、いつも長い行列です。酷い時だと3時間待ちとか聞きます。
たかがと言っては失礼ですがどうせ豚まんですから、それに3時間も並ぶってのはちょっと意味が分かりません。こちらは並ぶことはまずありませんので、私たち地元民はこちらのお店を普通に選びます。
元町をブラブラしていてちょっと小腹が空いたら、軽く立ち寄ってちょっと3つほど頬張って。そんなカジュアルな感じで、いつも利用させて頂いております。
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神戸の中華街として有名な南京町。
元は台湾人居住区で、部外者が立ち入ることなど殆どなかったものですが。
1981年に開催されたポートピアを期に整備されて、今やすっかり観光地になりましたね。
最近ではどのお店も露天を出し、そこで買ったものを食べながら観光客が歩く「立ち食い通り」になってしまいました。
その東側のブロック中ほどに、このお店はあります。
攤販街とは、台湾の言葉で「屋台街」という意味だとか。台北の屋台で食べられるような庶民的な料理が売り物です。
大好きだった香港料理の「神戸太平閣」がレストランを廃業して以来、私が飲茶を楽しむのはこのお店と決めています。
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イチオシはこの刈包(クアパオ)。
最近は「台湾バーガー」とやらの名前で見かけることもありますね。
豚まんのような小麦の生地を蒸したものに、豚肉と高菜を煮たものが挟まっています。
豚肉は角煮のようなもので。バラ肉の脂が口のなかでとろけて超美味。甘く煮た高菜とマッチして良い味です。
インドとは方向性は違うものの、数多くのスパイスを巧みに操るのが台湾料理の肝ですね。
この刈包も、鼻の奥から抜けてくる、様々なスパイスが織りなす良い香りを楽しめる逸品と言えるでしょう。
最初はまずお茶とこの刈包を注文し、他の料理が出来るまでの間をコイツでやり過ごすのが私のスタイル。美味しく楽しい飲茶の最初のツカミは、これ1個でOKです。
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こちらは蝦餃(ハーカオ)。
プリプリの海老が丸ごと入った餃子です。
これも美味しいですねぇ。
香港湯麺に入っているエビワンタンが大好きな私は、この蝦餃にも目がありません。
ワンタンは茹でてありますが、こちらは蒸しもの。
透き通った皮がムッチリとしていて歯ごたえも良く、大変美味です。
私は中国料理と言えば食べる専門なのですが、この透き通った皮はただの小麦じゃなさそうですね。何だろう?
ものすごく薄く作られているため、中身のエビが透けて見えます。その透き通った白にエビの赤がとても上品な色合いの逸品です。
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酢と醤油を小皿に取り、ほんの少しだけつけて戴きます。もう最高ですね。
ところでこれ、この薄い皮で中身をひとつひとつ包む作業って、想像しただけで気が遠くなりませんか?
サモサでさえ包むのが面倒だからと家で作らない不精者の私には、ちょっと考えられない作業のような。
口に放り込んで食べてしまうのは一瞬ですが、これを1個作るのに途方もない手間がかけられていますね。
よく味わって食べないと、料理人さんにほんと失礼です。
そんなこんなで、他にも小籠包(シャオロンポウ)やら台湾の汁そばやら、あれこれ美味しい料理を戴きました。中華料理と中国料理は別ものですが、私は日本人が作る日本人向けの中華料理よりも、本場の中国料理の方が遥かに好きです。
お値段も手頃ですので、たまには本物の中国料理の老舗で飲茶も良いものです。ごちそうさまでした。
