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先日の東京オフで、秋田から参加の友人からお土産にと稲庭うどんを頂きました。
荷物になるのにわざわざ持ってきて頂いて、ほんと感謝です。
私の妻も山形出身で同じ東北の生まれですから、この辺の素材についてはとてもよく知っていますのでね。
それで、さっそく二人で頂こうかということに。
ドライ麺ですが、ほんと美味しいですね、これ。私の妻も「うどん県の人には悪いけど、私は稲庭が最高だと思う」と言います。
うどん県とは讃岐地方がある香川県を指すネットスラングですが、確かに讃岐うどんも美味しいですけれど、これはまた方向性が違っていてとても美味です。
薬味に何を入れたらいいか頂いた本人に訊いてみたところ、ミョウガを入れるのが好きだと言いますね。それを妻に伝えたらちゃんと買って来ました(笑)。
いいものを頂きました。本当にありがとう。
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生田神社の本殿で参拝を済ませた後は、お待ちかねの屋台(笑)。
もうね。子供の頃から、神社のお正月と言えばこれが一番の楽しみでして(笑)。
いつも初詣に行く服部天神宮は屋台が面白くないので、今年もスルーして帰って来ましたけれども。
何がつまらないって、屋台の数が少ないのもありますが、何より大阪には私が慣れ親しんだメニューがありません。だからつまらない。
やっぱり神戸っ子は神戸でなければ楽しめません。ということで、お目当ての屋台を目がけて一直線に向かいました。
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まず最初はこれ(笑)。ドネルケバブです。
ドネルケバブは、簡単に言えばトルコのローストチキン。
と言うか、本国ではマトンかチキンですが、日本人はマトンをあまり好まないようで、チキンがポピュラーですね。
神戸ではもう何十年も前から普通にありますが、最近は日本の他の地域でも見かけるようになりました。
右の写真[2]にあるような器具を使って遠火で焼いたものを、外側から削るように切り取ります。
ピタと呼ばれる全粒粉のパンを半分に切り、中の空洞部分にキャベツとチキンをたっぷりと詰めて、ソースもたっぷりと(写真[3])。これを真ん中から豪快に噛み付い頬張ります。
あー幸せだー(笑)。
ケバブという言葉はアラビア語を語源に持ち、おおむね「焼く」という意味で近隣各国に浸透しています。インドのカバブも語源は同じで、このような「肉を焼いた料理」はもともとイスラム文化だったようです。
まぁ、インドは古代よりずっと揚げる文化でしたからね。イスラム圏からタンドールが伝わったお陰で焼きものがあるのであって。
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次のお楽しみはこれ(笑)。つぼやき。
普通「つぼやき」と言えばサザエを思い浮かべるでしょうが、神戸のつぼやきは昔からコレです。
種類不明の大きな巻き貝に小さく切った大貝を入れて、貝のスープで満たします。そのまま火にかけて、程よく煮えたところへ菊菜(春菊)をあしらって完成(左の写真[2])。
七味唐辛子を加えてね。美味しい貝のスープを味わいながら、体も温まりますね。
これだけは本当に神戸でなければ味わえないものですから、私は生田神社にこれだけのために来ていると言っても過言ではありません。神様ごめんなさい。
あー幸せだー(笑)。
妻はここの屋台で毎年たい焼きを買っており、この日もお目当てのお店でゲットして上機嫌。皮の厚さ薄さや餡の味に違いがあるようで、いくつもある屋台の中でも決まったお店でしか買わないようです。
そう言われてみれば、ベビーカステラなんかも人が並んでいる屋台とお客様を見かけない屋台がありますね。商標権の心配をしなければならないような猫型ロボットの形のものとか、子供さんが喜びそうなものですが。
とりあえず要求が満たされた後は、日が暮れるまで二人でブラブラと。神戸らしくたこ焼きを出汁につけて食べるお店などもありますが、値段が分からないので怖くて入れないとか、まぁいろいろと。
お天気も良く、お陰さまで結構楽しめました。あー幸せだー(笑)
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元旦の朝は妻が作った東北地方の雑煮を頂きましたので、2日の朝は私のターンです。
夢に出てきましたので、朝5時ごろに起きて仕込みを始めました。
この雑煮は私の創作料理で、鴨のコンソメスープにインドのスパイスを加えたものです。
雑煮は家によって異なるものですから、私の解釈で私なりの雑煮があって良いでしょう。
元旦の夜にスープ取りだけは済ませておきましたが、そういえばフレンチで使うフォンなどの製品に、鴨のスープを凝縮したフォン・ド・カナールというものがありました。それを使えば良かったかな?と思いますが、今まで完全に忘れていましたね。
いつもは焼いた丸餅を3つほど入れますが、今回はピンクの海老餅を焼いたものも混ぜてみました。鴨のスープに海老餅の香りが引き立って、とても美味です。
餅の溶けた部分にスープが染み込んでね。鴨はとても良い味を出しますので、これは私のお気に入りです。
でも、ちょっと人参と大根が多かったかな? もう少しスープをたっぷりと入れた方が良かったような気がしますね。
明日の朝もこの雑煮を頂きます。
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近所のスーパーで駅弁フェアがあるという情報を小耳に挟みまして。
実は私、こういうの大好きなんですよ。ええ、メッチャ好きです。
駅弁を食べるほどの距離を列車で旅した経験は少ないのですが、だからこそでしょうか。
大きな駅を過ぎると車内販売が来ますが、駅弁の知識がない私には、どの駅でどんな弁当を売っているかがわからない。
だから、今売っている弁当も美味そうだけど、次の駅を過ぎれば何を売りにくるのかが気になって今のを買えない。
腹を空かせたまま「次こそは」なんて考えているうちに、もう到着駅に近づいてしまって結局何も買えなかった。みたいな。
で、帰りは売りに来る駅弁の順序が逆になりますから、リベンジのつもりでお目当ての弁当を決めて列車に乗り込みます。
予定通りに買い求め、食べ終えた時には溜飲を下げる思いですね。「ついに食ってやったぞ」みたいな感じで。ほんとに子供みたいですね。アホとちがいますか(笑)。
そういう私の性格を知り尽くしている妻が、そのスーパーで私が喜びそうなものをふたつ買って来てくれました。
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ひとつは滋賀県の「近江牛めし」。
草津の南洋軒による製品で、お値段は1300円です。
小ぶりな容器ですが厚みがあり、量は問題ありません。
その容器ですが、電子レンジで温めるのは少々怖かったので、冷たいまま頂きました。
牛肉は甘辛い味付けがちょうど良く、しかも結構たっぷり入っていました。
ライスにも牛めしのタレをしっかりと染み込ませてありますね。
付け合わせの鶏肉は冷めていても柔らかくて中まで味が染み込んでいます。タケノコの煮物もサクっとしていながら柔らかく煮られており、なるほど確かに調理に手抜き感はありません。
赤かぶの漬物ですが、南洋軒のサイトで見る限りでは、こちらのお弁当には必ず入っているようですね。草津の名物なのかな?
パッケージには「肉好きの方限定」と書かれてありますが、文句なしの大満足です。
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もうひとつは鳥取県の「山陰鳥取かにめし」。
アベ鳥取堂の製品で、鳥取駅で販売されているものだそうです。
お値段は1100円。カニを模した容器が印象的ですね。
お弁当は基本的に冷めたまま食べて美味しいよう作られているはずですが、カニのように香り立つ素材の場合は少し温めた方がいいかも知れません。
そう思ってパッケージを眺めてみたところ、こちらの容器は特殊な素材を使用しており、電子レンジで温めることが出来ると書かれています。
ということで、電子レンジで1分ほど回って頂きました。
この容器は温められるだけでなく、樹脂製品でありながら土に帰る新素材ということで、とってもエコな器なのだとか。
まぁ、だからと言ってその辺にポイポイ捨てられても困るんですがね。
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フタを開けてみると、ご覧のようにカニ身がびっしりと敷き詰められています。
ライスは炊き込みで、カニ味噌の香りが仄かに漂います。手が込んでいますね。
近畿より西でカニと言えば、鳥取や島根など日本海側が有名ですね。
冬になると各地の旅行社が日帰りバスツアーを企画して、皆さんカニをバリバリ召し上がると聞きます。
壮絶な奪い合いに巻き込まれるのは嫌なので私は参加しませんが、こういう形で山陰の美味しいカニに出会えるならば、それはそれでありがたいもの。
駅弁は確かに高価ですが、各地の名物や名産品が凝縮されていますので、その名物や名産品をお手軽に頂けるものと考えれば安いものです。
まぁ、列車の中で食べる風情が加われば、脱日常というスパイスが利いてもっと美味しいのでしょうけれども、仕事を持つ身としては、そのような贅沢は言いません。
いいものを頂きました。ごちそうさま。
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山形県出身の妻が、庄内風の芋煮を作ってくれました。
芋煮と言えば、毎年秋になると巨大な鍋で大量の芋煮を作る、山形市の芋煮会が有名ですね。
ですが、日本海側出身の妻が作る芋煮は庄内風。
牛肉を醤油味に甘辛く煮た内陸風とは違い、豚肉と味噌を使ったものです。
豚汁とどう違うのかといったツッコミは置いといて、ホクホクのサトイモ、ゴボウ、ネギなどがたっぷり入っていて、とても温まります。
サトイモはインドでもよく使われる食材で、私は大好きです。インドでは「アルビ」と呼ばれ、日本のものとは多少品種が異なりますけれども、あのねっとりとしたホクホク感がたまりません。
話は変わりますが、県の中央を山が分断する山形では、日本海側と内陸側では大きく文化が異なるのだとか。
言葉もかなり違うらしく、内陸の言葉が分からないと妻は話します。むしろ、平野部で横に繋がっている秋田や新潟の方が、言葉が分かりやすいとか。面白いですね。
内陸側は米沢牛に代表されるように牛肉の産地ですが、日本海側は「ひらぼく」の呼び名で親しまれている平田牧場など、庄内豚の産地として有名です。また、江戸時代から船で京都と交流していたという背景もあり、庄内地方は東北では珍しく関西の文化が浸透していると聞きます。
インドのような多民族多言語の連邦国家ならともかくですが、日本は小さな島国なのに、それでも地方によって言葉や文化が大きく異なる。そのことを知った時、私は非常に不思議な気分になりました。しかし、最近になってその理由が分かってきました。
日本は山が多く、山があれば当然に川もありますから、それらによって人々の居住地が分断されます。交通手段が徒歩だった頃には、庶民レベルでの交流が難しい地域も少なくなかったでしょう。そのため、各地で独特の文化が発展して来たのではないかと。
よく「狭い日本」と言われますが、なかなかどうして。言葉も文化も多種多様で面白い国と思いますよ、私は。
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箕面山の名物と言えば、滝と野性の猿と紅葉の天ぷら。
阪急箕面駅から滝へ向かって歩く山道、通称「滝道」の上り際のあたりには、この紅葉の天ぷらを揚げて売る店がいくつも並んでいます。
土産物屋の端で揚げている店もあれば、この天ぷら専門の店も。
滝を見に登る途中で小さいものを買い求め、ポリポリとかじりながら歩く道はおよそ2.8キロ。道連れのおやつには最適です。
お値段は最も小さな袋入りで200~400円(店によって違います)程度。
夏には天然鮎を炭火で塩焼きにしたものや、秋には焼き栗なども売られていて私はとても楽しみなんですけれども、この紅葉の天ぷらは季節に関係なく年中ありますので、気が向いた時にはいつでも楽しめるのがいいですね。
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この紅葉の天ぷらは、今から1300年ほど昔、箕面山のもみじの美しさに感動した行者が天ぷらにして食べたのが始まりだと言われています。
箕面山にはいくつかの古い寺があり、確かに歴史はハンパなく古いので、まぁ地味ですけれども色々なお話も残っていますね。
滝道を登ると瀧安寺というお寺がありまして、そこにも「行者蕎麦」というものがありますので、大昔から行者さんの行き来は盛んだったようです。
この天ぷらに使われる紅葉はその辺の葉っぱを適当に摘んだものではなくて、れっきとした食用の品種です。
収穫後きれいに水洗いされて1年の間塩漬けにされ、丁寧に塩抜きされてから衣をつけて天ぷらに。
衣にはゴマや砂糖が入っていて、香ばしい香りとほのかな甘味があります。写真では分かりづらいかも知れませんが、ちゃんと紅葉の葉っぱの形をしているんですよ。
最近はTV番組などでも紹介されているようで(秘密のケンミンSHOWは嘘っぱちでしたけれども)、遠くから観光に来られた方がお土産に買って帰りたいと仰るため、お土産用の化粧箱を用意しているお店も増えたとか。
まぁ、私はこれをお土産にしたいとは思いませんけれども(笑)。家に持ち帰ってまで食べるものではないような。
